
フリーランスライターになりたい!でも、どうやってなるの?
未経験からライターになりたいという方は必見です!
筆者はフリーランスのライター活動をして半年で、月7万円以上稼ぐことに成功しました。

ライターに向いている人がどんな人か、案件はどのように獲得していくかなど、実際の経験を交えながら詳しく解説していきます。
全て読めば、あなたもフリーライターになることができるはずです!
フリーランスライターとは

フリーランスライターとは、特定の組織に属さず、個人事業主としてライターのお仕事をしている人のことを指します。
ネットでよくみる「モテる方法10選!」「代官山カフェ特集」などは、会社員が書いていることはほとんどなく、フリーランスのライターに外部委託されているパターンが多いです。
また、ライターの中にもジャンルがあります。
例えば、代表的なのは以下のジャンルです。
- Webライター……ブログや企業のウェブサイトの記事コンテンツを作成する
- 取材ライター……実際に取材を行い、記事に起こす
- コピーライター……商品のネーミングやキャッチコピーを考える
- シナリオライター……映画やテレビ、YouTube動画などのシナリオを作成する
今読んでくださっているような記事を書くのは、Webライターの仕事です。
そして筆者も、Webライターを5年間続けています。
フリーランスライターに向いている人の特徴
フリーランスライターに向いている人の特徴は、以下の通りです。
- 締め切りを守れる
- 一人で作業するのが好き
- 分析が苦にならない
締め切りを守れる
「当たり前のことでしょ」と思われた方も多いでしょうが、締め切りを守れることは最も重要だといっても過言ではありません。
ライター業界では、納期を守れない人は本当に嫌われます。
特に初心者ライターのうちは、納期を絶対に守ること、できれば納期よりも早く提出することがとても大切です。
私は、初心者ライターは牛丼屋のようなものだと思っています。
「安い・早い」が他者と差別化できる圧倒的な価値となるのです。
一人で作業するのが好き
フリーライターは孤独な仕事なので、一人で作業することが好きな人でないと向きません。
案件の獲得からプロジェクトの進行、納品まで、全てネット上で完結してしまうのがライターの仕事です。
人と話さないと死ぬという人は絶対にならないほうが良いでしょう。
逆に、人と話すことに強いストレスを感じる人にとっては、最高の仕事といえます。
分析が苦にならない
フリーライターは、ただ文章を書くだけが仕事ではありません。
読者が何を求めているか、競合サイトの記事構成はどうなっているかなど、分析をする機会が多くなっています。
また、特にフリーランスのライターは、他のライターがどのようにして仕事を取っているかを研究することも、大事な作業の1つです。
情報を収集したり、分析したりすることが「面倒くさそう……」と感じるならば、フリーライターには向いていないといえるでしょう。
フリーランスライターに必要なスキル
フリーランスのライターに必要なスキルは、主に以下の4つになります。
- 正しい日本語が書ける文章力
- スケジュール管理力
- リサーチ力・分析力
- SEO対策の知識
正しい日本語が書ける文章力
正しい日本語が書ける能力は、ライターに必須のスキルです。
以下に例を出します。
◎~しづらい ×~しずらい
◎ふんいき ×ふいんき
◎すみません ×すいません
もちろん、親しみやすさが必要になる場合もあるため、100%辞書どおりに書かなくても良いのですが、日本語の間違いは多くなればなるほど読みづらくなります。
正しい日本語を書けるようになるためには、読書がおすすめです。
ネット上の記事をたくさん読め!という意見もよく見ますが、ネット上の記事も間違った日本語で書かれている記事が多いため、プロの目で校閲された本を読むほうが良いと思います。
本のジャンルは、同人誌でなければ何でも大丈夫です。
興味のある分野の本を、たくさん読みましょう!
スケジュール管理力
先ほども申し上げたように、ライターは締め切りが命。
スケジュール管理力は必須の能力といえます。
カレンダーやタスク管理ツールを使って、スケジュール管理力を身につけましょう。
リサーチ力・分析力
リサーチ力・分析力も、ライターに必須のスキルです。
記事を書く際には、必ず記事を裏付ける一次情報や読者のニーズをリサーチします。
さらに、検索で上位表示されているサイトがどのような記事構成になっているか、投稿した記事が誰に・どれくらい読まれているかなど、分析する機会もたくさんあります。
この能力を鍛えるには、SNSの運営がおすすめです。
どのような投稿をすればたくさんの人に見られるか、いいねがつくか、フォロワーが増えるかを考える過程で、リサーチ力や分析力を鍛えることができますよ。
SEO対策の知識
(※シナリオライター・コピーライターには関係のない項目です)
今クラウドソーシング上にある案件のほとんどは、SEOの知識を求められるものになっています。
SEOとは、「検索エンジン最適化=検索上で記事を上位表示させるための施策」を指します。
「SEO」と聞くと難しそうと思われる方も多いかもしれませんが、そこまで複雑な知識ではありません。
結論、「読者が読みやすく・ためになる記事を書け」ということが、SEOの最適解とされているからです。
SEOの知識を身に着けるには、松尾茂起さんの『沈黙のWebライティング』という本がおすすめ!
ライターを志す人なら全員読むべきともいえる、ライティング本の名著です。
漫画形式でとても読みやすいため、初心者の方もするっと読むことができると思います。
フリーランスライターになる方法

フリーランスのライターになるには、以下5つのステップを進めます。
- クラウドソーシングサイトに登録する
- ポートフォリオをつくる
- プロフィールを整える
- 案件に応募する
- 案件を受注して記事を書く
クラウドソーシングサイトに登録する
まずはクラウドソーシングサイトに登録しましょう。
代表的なサイトは、クラウドワークスやランサーズです。


ランサーズの方が高単価案件や企業案件が多いため、筆者はランサーズ中心に活動することをおすすめしています。
筆者の場合、最初はクラウドワークスとランサーズの両方を登録していましたが、1カ月もしないうちにランサーズの案件だけで手いっぱいになったため、クラウドワークスは見なくなりました。
もちろん『筆者の場合』なので、最初はどちらも登録しておくと良いとですね。

ポートフォリオをつくる
最初は実績がないため、ポートフォリオをつくってクライアントを安心させましょう。
ここでいうポートフォリオとは、作品集のことです。
実際にあなたが書いた記事を、だれでも閲覧できる状態にしておきます。
初心者がポートフォリオをつくるのにおすすめなのは、noteというサイトです。

noteは、誰でも簡単に記事を投稿できるサイトです。
ブログを立ち上げて記事を投稿するという方法もありますが、かなり手間がかかるため、初めはnoteでポートフォリオをつくりましょう。
どのような記事を書くライターなのかが分かれば、実績がなくてもある程度安心して仕事を任せられます。
プロフィールを整える
案件に応募する前に、まずはしっかりとプロフィールを整えましょう。
プロフィールを書く際に大切なのは、以下3つのです。
- 案件を多数獲得している人のプロフィールを真似する
- 「信頼感」を重視する
- 見やすいように心がける
まずは売れているライターのプロフィールをいくつか研究しましょう。
実績や画像の転用は絶対にNGですが、プロフィール文の構成などは真似するのがおすすめです。
そして、「信頼感」も重要になります。
例えば、ゲームキャラのアイコンで「必殺★サンダーポムポム茂三」のような名前の人に、仕事を頼みたいと思いますか?
「自分が企業に勤めるクライアントだったら、こういう人に頼みたい」ということを念頭に置きながら、プロフィールを作成しましょうね。
また、「見やすい」ことも大切。
ギッチギチに文字が詰まっていたり、一文が長いと読む気をなくします。
一文を短くしたり、ときには記号を使いながら、分かりやすい自己紹介を書くことが必要です。
案件に応募する
プロフィールを整えたら、いよいよ案件応募です!
クラウドソーシングサイトでは、以下の2つの案件受注パターンがあります。
- クライアントが募集している案件に提案する
- クライアントから直接メッセージを通して依頼が来る
実績0の初心者に直接依頼してくるクライアントは大体詐欺か搾取であるため、無視して自ら案件に提案していきましょう。
以下はランサーズ上の画面ですが、様々な案件が掲載されています。

まずは自分にも書けそうな案件を探して、いくつか応募してみましょう。
ここでポイントなのが、あまりにも低すぎる単価のものや、実績にならない案件(データ入力・アンケートなど)に応募しないことです。
まずは何でもいいから仕事を受けろという意見も耳にしますが、きちんとポートフォリオをつくって、周りと差別化して提案することができれば、適正な記事作成の案件を受けることができます。
自分を安売りしていると、稼げるようになるまでに時間がかかってしまうので注意しましょう。
ライターを搾取するような価格設定のクライアントとは、どのみち長続きしないため、初めから仕事を受ける必要はありません。時間の無駄です!
このあと、初心者でも案件獲得ができる提案の仕方テンプレートをご紹介します。
案件を受注して記事を書く
適正な案件にとにかく応募して、案件受注ができたら、いよいよ記事執筆です。
初心者のうちは、以下の3つを守るように意識しましょう。
- 納期は必ず守る(できれば納期よりも早く出す)
- 誤字・脱字をしない
- クライアントの意図をくみ取り、求められている内容・文体で書く
上記をしっかり守って、記事の納品が完了すれば、フリーライターへの第一歩を踏み出せたといえますね!
フリーランスライター案件獲得のコツ

初心者ライターが案件を獲得するためのコツは、以下の2つです。
- クライアントの立場に立って提案をする
- 自分の強みを明確化する
クライアントの立場に立って提案をする
まず1つ目のコツは、クライアントの立場に立って提案をすることになります。
クライアントの立場に立つとは、例えば以下のようなことです。
- クライアント側も、ライターに仕事を頼んだ経験が少ない場合がある
→専門用語は使わない、堅苦しい話し方をしない、ライター業界の相場も丁寧に教える - クライアントが募集している案件には、たくさんの応募が来る
→長文で書かない、文頭に分かりやすい強みを持ってくる
提案を募集しているクライアントも人間なので、安心させてくれる人、自分のことをよく見てくれている人と仕事がしたいと思うものです。
ここでおすすめなのが、クライアントのプロフィールや運営サイトを必ず確認することです。
クライアント情報を踏まえたうえで提案をすると、「きちんと見てくれたんだ」と好感度が上がり、提案が通りやすくなります。
自分の強みを明確化する
2つ目のコツは、自分の強みを明確化することです。
クライアントのもとには、たくさんの提案が届くため、「あなたに頼めば何が得なのか」が分からないと見向きもされません。
あなたにしかできないことを、提案の最初のほうに明記するようにしましょう。
初心者ライターでも、必ず強みはあります。
例えば筆者は学生のときにライターを始めたため、「学生ならではのトレンドキャッチ力×時間があるからこそのスピード納品」を強みにしていました。
フリーランスライターの提案テンプレート
これまで解説してきたコツを踏まえ、初心者でも案件獲得ができる、提案のテンプレートをご紹介します。
実際に筆者がライター開始6ヶ月で7万円稼いだとき、ずっと使っていたテンプレートです。
初めまして。Webライターの○○と申します。
▲▲様のプロフィール(or サイト)を拝見し、~~といったところでお役に立てるのではないかと思い、ご提案いたしました。
私は、(自分の強みの中から、クライアントのニーズに合いそうな強みを選んで記載)を強みにしております。
○○に関するポートフォリオのURLを記載いたしますので、ご参考にしてくだされば幸いです。
(ポートフォリオURL)
経験は浅いですが、▲▲様の(クライアントのサイトの目的など)に貢献できるよう、迅速丁寧な仕事を心がけてまいります。
以下、ご提案詳細になります。
【納期】○○年○月○日
【文字単価】(0.5円~1円程度)
【報酬】(金額見積り)
①納期は必ず守ります。
②納期よりも早く納品できるよう、努力します。
③不明な点があればすぐに連絡いたします。
④至らない点は修正致しますので、ご指摘ください。
ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします。
このテンプレートに当てはめて20件以上応募すれば、実績が無くても、絶対に適正な価格の案件を受注できます。
まとめ
この記事では、フリーランスライターに向いている人の特徴や必要なスキル、実際に仕事を獲得する方法をご紹介しました。
筆者の実体験をもとにしているため、初心者ライターさんのお役に立てるのではないかと思います。
テンプレートも活用しながら、ぜひフリーランスライターへの第一歩を踏み出してくださいね。
最後まで読んでくださったあなたが、「好き」を仕事にできることを願っています!
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